山樂
2000.06.0519:00
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台湾国楽団
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2000/06/05 19:00
~ 2000/06/05 21:00
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この曲は台湾国楽団に委託制作された作品で、台湾の原住民の音楽から題材を取っています。四つの楽章からなり、原住民の生活や趣向、力強い「樂天知命(楽天的で天命を甘受すること)」人生哲学を描いています。
第一楽章〈紋面老人的獨白〉 G調の大笛。長老たちが部族内の伝説を語っている様子を描いています。台湾のタイヤル族の紋面(顔の入れ墨)が表すものは、男子の場合は成年男子である証と勇気の象徴で、女子の場合は織物が熟達している証です。
第二楽章〈山林孩童的嬉戲〉 G調の梆笛(ほうてき)。子供が遊んでいるような童心を描いています。
第三楽章 〈ka-viaz之歌〉D調の曲笛(きょくてき)。「ka-viaz」はブヌン族の言葉では百歩蛇(ひゃっぽだ)のことを指し、友人を意味します。この楽章は「朋友之歌(友人の歌)」とも呼ばれています。
第四楽章〈勇士之舞〉 -台湾原住民の男子は試験に合格しなければ「勇士」になれません。例えば、アミ族の場合は花蓮の「巴克力藍(pakeriran)」海域のテストに受かって初めて、勇士の名にふさわしいとされます。すべての勇士たちは部族を護る責任があり、本楽章では勇士たちが高らかに歌い舞う情景が述べられています。
主題 |
音樂 |
種類 |
國樂 |
作品英語名称 |
Mountain Music |
上演団体 |
台湾国楽団 |
スタッフ |
作曲:陸橒、指揮:閻惠昌、笛:劉貞伶、演出:台湾国楽団 |
上映場所 |
国家音楽庁、台北 |
上演時間 |
5分 |
映像提供 |
台湾国楽団、国立伝統芸術センター |
その他の代表作品 |
風獅爺傳奇、歌仔戲隨想曲、金蛇狂舞 、臺灣四季
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