台湾オペラ奇想曲
2013.05.1119:00
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台湾国楽団
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2013/05/11 19:00
~ 2013/05/11 21:00
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台湾の作曲家黃振南が創作した《歌仔主題隨想曲》は、編曲に歌仔戲(台湾オペラ)の〈大調〉、〈都馬調〉、〈哭調〉、〈七字調〉を取り入れている為、台湾の観衆に親近感を抱かせます。従ってこの作品は地域色豊かな台湾独特の人文スタイルを代表する作品と言えます。
《歌仔主題隨想曲》の演奏に使用される主な楽器は大廣弦です。大廣弦は伝統的な説唱芸術の中で伴奏を受け持つ主要な楽器で、説唱戯劇の第二の主役といわれています。台湾の歌仔戲でよく言われる曲の特色は「悲苦情韻(悲しく苦しい情の調べ)」であり、「哭調」、「七子調」などにその特徴がよく表れています。一種抒情的で悠々とした記憶や感傷を呼び起こす音調は大廣弦の伴奏で、より一層その悲しみ苦しさみを繊細に浮きあがらせます。
主題 |
音樂 |
種類 |
國樂 |
作品英語名称 |
Fantasia of Taiwanese Opera Theme Song |
上演団体 |
台湾国楽団 |
スタッフ |
作曲:黃振南、指揮:劉江濱、大廣弦:高孟嵐、演出:台湾国楽団 |
上演時間 |
14分15秒 |
映像提供 |
台湾国楽団、国立伝統芸術センター |
その他の代表作品 |
風獅爺傳奇、山樂 、金蛇狂舞 、臺灣四季
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